虚数の情緒

少し前、大学時代の友人と飲んでいたときに、読みたい本として「虚数の情緒」という本が話題になりました。私はそのときに初めてこの本の存在を知ったのですが、内容は「数学の視点からの全方位独学法」とのこと。面白そうだということでその場は終わりました。

そして後日、本屋に立ち寄ったときにふと思い出したので探してみるとあっさり発見。(1000ページくらいあるので辞書なみの厚さです)少し立ち読みしてみて面白い内容だったら買ってみようかと思ったのですが、気づいたら買ってました。(笑

さて、この本のサブタイトルは「中学生からの全方位独学法」であり、中学生を対象読者としている節がありますが、内容はとても濃く、私にとっては難しい本です。序章は文明や文化、科学や技術など、歴史の観点から「なぜ数学を学ぶのか」が説明されています。まだ序章しか読んでませんが、これから面白くなりそうです。

この本は2000年に刊行されました。つまり、約6年前です。6年前というと私が大学生になった頃になりますが、正直このときにこの本に出会えたら良かったなあと思います。これからじっくりと読んでいきたい本ですね。


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